Directory
DirectoryはLetterflowで再利用できるリージョンの値を保存します。値、認証情報、秘密鍵は選択したリージョンで暗号化されます。
変数の作成と参照
ダッシュボードからDirectory変数を作成・編集します。変数ごとに専用のフォームがあり、作成時にリージョンを選択します。
Directoryを開き、リージョンを選んで名前付き変数を保存します。名前は英字で始め、英数字とアンダースコアで60文字以内にします。リージョンコードは予約済みです。名前はアカウントとリージョン内で一意です。
{{ dir.base_url }}
{{ dir.au.base_url }}
{{ dir["us"].base_url }}
設定ページで既定のリージョンを設定します。リージョンを省略した参照はそのリージョンを使います。明示的なリージョンはプランで利用可能なものに限ります。Tinkererでは共有ヘッダー内も含め、すべての依存先がCoordinatorリージョンにある必要があります。
変数の種類
- テキストと秘密テキストは文字列をそのまま保存します。秘密テキストの編集欄は値を隠して表示します。
- JSONとXMLは文書テキストを受け付けます。変数全体の参照はそのテキストを保持し、プロパティやインデックスのパスで解析済み文書をたどれます。構造を持つ部分値はJSONとして出力されます。
- XMLのパスにはルート要素を含めます。同じ名前の子要素はリスト、属性は@name、混在テキストは#textになります。名前空間キーは角括弧で指定します。DTD、エンティティ、外部参照は拒否されます。
- 基本認証はIDとパスワードを保存します。.idまたは.passwordを使うか、Directoryの基本認証欄で変数全体を指定します。HTTPにはBasic Authorizationを設定し、FTPとSFTPには両方の項目を渡します。
- 秘密鍵はアップロードするかEd25519として生成できます。任意のパスフレーズも保存できます。.keyと.passphraseを使うか、Directoryの秘密鍵(SFTP)欄で変数全体を指定します。生成した公開鍵をサーバーにコピーしてください。
- HTTPヘッダーはテキスト形式または項目形式で編集できます。値では他のDirectory変数を参照できます。Letterflowのステップ参照と循環する依存関係は拒否されます。
JSON/XMLの値にある式を展開します。DirectoryテンプレートはDirectory変数のみ参照できます。挿入値はエスケープされ、再解釈されません。 ドキュメントテンプレート
共有ヘッダー
LetterコンポーネントのDirectoryヘッダー欄に、Headers変数か文字列の値を持つJSONオブジェクトを指定します。ローカルヘッダーは大文字小文字を区別せず共有ヘッダーを上書きします。値の中でDirectoryを参照する場合はHeadersを選びます。JSONの値はそのまま使われます。
{{ dir.common_headers }}
Authorization: Bearer {{ dir.api_token }}
保存されたリビジョンと制限
送信時に、キューへ入る前に既定のリージョンと必要な変数の不変リビジョンを固定します。後の編集で入力は変わりません。スケジュールの各実行は新しいリビジョンを取得します。必須変数を削除すると関連する待機中の実行はキャンセルされ、受理済みの実行はスナップショットを保持します。
Directoryの上限は全リージョン合計でTinkererが5変数、Aspiringが30変数、Coderが100変数です。テキスト、秘密テキスト、JSON、XMLの値は順に64 KiB、256 KiB、1 MiBまでです。ヘッダーは64 KiB、基本認証の各項目とパスフレーズは4 KiB、秘密鍵は256 KiBまでです。展開後もリクエストとメモリの実行上限が適用されます。
エディターはアップロード前にサイズ、JSON/XMLの構文と階層、ヘッダーを確認します。エラー時も下書きは保持されます。最終的な検証はサーバーで行われます。Directory参照を展開するのはヘッダーのみで、テキスト、JSON、XMLはそのまま保持されます。
連携アクセス
有料の連携キーでは、directory:readを明示的に選択して変数の一覧やリージョンの値URLを取得できます。秘密情報も含む権限で、自動的には付与されません。Directoryの変更はダッシュボードから行います。